様々なうつ|わかりにくく治しにくい脳の病気

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原因を探って予防を行なう

男の人

うつ病の原因

うつの原因というのは実は未だに研究中であり、遺伝やストレス等、様々な要因が関係しているのかははっきりしていません。しかし、最も有力とされているのはストレスです。人はストレスを感じると脳に負担がかかり、その結果脳内物質が減少し、体の神経に悪影響を与えて発症するといわれています。つまり、うつ病とは心の病ではなく、脳の病なのです。そんなうつ病の原因であるストレスは、日頃から蓄積することでうつの原因となります。「自分は毎日辛い思いをしているけど、発症する気配すらない」という人も、中にはいます。こういうケースは、一概には言えませんが無意識のうちにストレスを発散させているのです。例えば、美味しいものを食べたり、ゲームをしたりといった行動を行なうことで無意識のうちにストレスを溜め込むことなく発散させているのです。他にも、弱音を吐くというのも実際にはストレス解消に良く、誰かに悩みを打ち明けることで溜め込んだストレスを吐き出すことができます。

なりやすい人

うつ病になりやすい人というのは、こういった趣味がなく、誰にも弱音も愚痴も吐かずに黙々と行動する我慢強い人です。こういった人はたしかにストレスに対する抵抗力は強いのですが、その分ストレスを溜め込む癖があり、その結果うつになってしまいます。また、よく弱音を吐いたりストレス発散をしている人でも、睡眠不足によってうつになる人は多いです。睡眠というのは最もストレスを発散させる手段であり、逆に睡眠が不足しているとストレスは溜まりやすくなってしまいます。珍しい発症例として、環境が急激に変わることで発症したという例があります。転勤や引っ越しなどで全く違う環境に移動し、そこで仕事や生活を続けていき、ひとまずの山場が去ったときに、急に鬱になるというケースも少なからず報告されています。これはいわゆる「緊張の糸が切れた」状態に酷似しており、環境が変わることで強いストレスを感じていたが無意識のうちにそれを抑え、一段落したところで抑えていたストレスが吹き出し、その結果発症してしまったというものです。このように、ストレスというのは全く自分でも自覚していないうちに蓄積してしまうものです。

予防の手段

予防の手段としては、自分で何でも背負い込まず、困ったことがあれば誰にでも相談するということです。もし、自分がうつなのではと思ったのであれば、病院で診断を受けるというのも一つの手段です。自分の思い違いであればそれで十分ですし、もし発症の兆しがあれば早めに対策することで発症を未然に防ぐ事ができます。