様々なうつ|わかりにくく治しにくい脳の病気

女性

リスクは男女で違う

婦人

うつ病のリスク

男女でうつ病のリスクは違うとされています。具体的にいえば女性の方が男性よりもうつ病の発症リスクは高く、その可能性は男性の二倍だとされています。なぜそこまで発症のリスクが高いのかというと、主に女性の体質が影響しています。女性は男性に比べホルモンの入れ替わりが激しく、鎮静作用のあるセロトニンという物質が分泌されにくいという特徴があります。また、月経によってセロトニンの分泌量はさらに減り、体のホルモンバランスが乱れることによってうつ病を発症しやすくなってしまうのです。さらに、月経時にはPMDDと呼ばれるうつ病に極めて似た月経前症状も発症してしまい、その影響でますますうつ病になりやすくなってしまいます。他にも、女性ホルモンが多いことによって感情が変化しやすいのでそれがよりストレスを感じやすく、それが原因でうつ病になりやすい原因だといわれています。これらのことから、女性はうつ病になりやすいです。

男性のうつ

では、男性はうつ病の心配をそこまでしなくてもよいのかというと、それはまた別問題です。むしろ、女性よりも男性の方がうつ病のケアを念入りに行なう必要があります。というのも、男性はうつの症状が現れにくいという欠点があり、気づいた頃にはだいぶ深刻化しているといった事態になりがちです。そうなると、女性のうつ病治療よりもさらに長い治療期間を有することになり、病状がより深刻になっていることが多いです。また、うつによる自殺率は男性の方が遥かに多いため、深刻度でいえば男性の方が危険です。共通しているのは、男女ともにうつを発症すると治療に長い年月がかかるため、できるだけうつになる前に発見し、治療を行なう必要があるということです。発症前ならば治療は比較的簡単であり、漢方薬や精神安定剤を飲み、ストレスの原因を取り除けば鬱になる前に完治できます。しかし、一度うつになると回復するまで非常に長い時間がかかる他、他人にも迷惑をかけてしまうことが多いため、非常に後悔することが多くなります。よって、日頃から鬱屈を溜め込むことのないように日々を過ごしましょう。